REPORTvol.7

シリーズ【賢者の推し店】鍋なのに生牡蠣? 牡蠣界の二刀流メニュー、の巻

シリーズ【賢者の推し店】鍋なのに生牡蠣? 牡蠣界の二刀流メニュー、の巻
沸騰する鍋の上に並べられたフレッシュな生牡蠣を見よ!

牡蠣といえば天谷!そう思ってもらいたいです! (牡蠣食う賢者・天谷宗一郎)

2025年秋冬、Season6に突入した「牡蠣食う研」。今シーズンも みんなで牡蠣を食べて広島の牡蠣関係者の皆様を支えたい!この企画では、牡蠣を愛する広島の著名人の方々や食にまつわる仕事をされている15名の皆様を「牡蠣食う賢者」に認定。賢者が推す「牡蠣がおいしい飲食店とその料理」をドシドシご紹介して参ります。

「北陸のイチロー」と呼ばれた抜群のセンス
カープでの活躍時は蒸し牡蠣で栄養補給も!

さて、今回ご登場いただく牡蠣食う賢者は、 広島東洋カープで活躍し、現役引退後は野球解説者としてテレビで見かけない日はないほどの活躍をされている天谷宗一郎様でございます。

牡蠣は本当に昔から好きで食べているんですが、現役時代には生牡蠣は避けていましたね。それもあってか、自宅では蒸し牡蠣を食べることが多くて、牡蠣の好きな食べ方を問われたら蒸し牡蠣と答えます。家で自分でレンジで蒸して、殻を剥いて食べるのが好きなんですよ。妻の父も牡蠣好きなので、家族で牡蠣屋さんに買いに行って、夫婦で5、6個ずつ食べたりとか。お昼に近所で牡蠣を買ってきて食べることもありますよ。ぼくのインスタにもたまに自分で盛り付けた蒸し牡蠣を載せたりしているので見てください!
今回は自宅では食べることのできない“外食ならではの牡蠣食の楽しみ”を感じさせてくれるぼくの大好きな店の感動の一品を紹介させてもらいます。

牡蠣食う賢者その7 天谷宗一郎/あまや・そういちろう。1983年、福井県鯖江市に生まれる。福井商業高校時代は、そのバッティングセンスと俊足から「北陸のイチロー」と呼ばれる。2001年のドラフトで広島東洋カープに入団。カープでの17年の現役生活では、劇的なホームランキャッチなど、記憶に残るプレーで多くのファンを魅了。現在はRCC中国放送の野球解説者として活動しながら、野球教室などの普及活動も積極的に行なっている。

という、天谷賢者が熱く推すのがこちら!

『牡蠣と肉の店 -IPPO- 薬研堀店』の、生牡蠣鍋

広島で牡蠣の取材ならどんなものでもウェルカムです!と深い牡蠣愛を持つ天谷賢者!半端ない運動量でスタジアムを駆け回ってきた超人的な賢者の愛する食事には、激しい興味が湧いてきます。そんな賢者はなぜ、この牡蠣メニューを激しく推すのでしょうか?
天谷賢者
「広島は本当にいろんな牡蠣料理を食べることができるのが魅力だと思っているんです。県外では、牡蠣といえば生牡蠣で食べるのが一番スタンダード。広島に来るまで“牡蠣を鍋で食べる”っていう食文化を知らなかったです。でも、この店で食べた生牡蠣鍋には驚きました。こんなに旨い食べ方があるのか!って。」
そんな天谷賢者の驚きは、やはり鍋の上に山のように盛り付けられた牡蠣の“品質”にもあるといいます。
「この鍋に乗せられた牡蠣は、生食でもおいしくいただける牡蠣なんです。だから、鍋料理でありながら生牡蠣でもある、二刀流の牡蠣メニュー。テーブルには火にかける前の状態で運ばれてきて、一緒にぽん酢も付いてくるんです。まず、コンロのスイッチを入れる前に、生牡蠣としてポン酢でいただく!これが堪らないんですよね。正直、3分の1くらいは生で食べてしまって、そのあとで火を入れる…なんてこともあります。」
代表の上竹遵志さんが自信を持つ牡蠣は、大竹市・丸健水産の「金垂牡」(きんすいか)。この店の関連会社で、「金垂牡」の流通業も担っているとのことで新鮮で良質な牡蠣を仕入れることが可能なんだといいます。
「金垂牡は食べてもらうと、その味の濃厚さがわかると思います。丸健水産では養殖の過程で、牡蠣の栄養となる植物性プランクトンをイオンチューブで集めるという技術を採用しているんです。さらに水揚げ後には、ディレカ水と呼ばれる塩素不使用の電解水につけて滅菌。安心して生食を楽しんでもらえる牡蠣なんです。」
天谷賢者

「RCCのスポーツ部のメンバーともよく来るんです。ぼくは元々、2012年に安佐南区西原に『骨付豚 弌歩 -IPPO-』としてオープンしたときからのファン。その店の豚肉がめちゃくちゃ美味しくてハマってたんですが、2019年にこの店ができてからは豚肉に加えて牡蠣も食べられるようになって、無敵になりました!」

店名にもあるように「牡蠣と肉」をウリにする店というのは、広島の飲食業界で幅広い支持を集めそうです。
天谷賢者
「中でも生牡蠣鍋なんですが、この店の名物のひとつに『もつ鍋』があるんです。なので、その九州の醤油を何種類もブレンドした鍋ダシを使っているそうです。しかも、上からじゃ見えないですけど、鍋の内側に牡蠣味噌がグルっと一周塗ってるんですよ!これ、おいしいに決まってますって!」

牡蠣は大竹市・丸健水産「金垂牡」を使用

今シーズン、広島の養殖牡蠣の大量死が相次いで報じられてきました。しかし、この店でお目にかかったのは立派な殻付き牡蠣。そこには、この店の母体となる会社が丸健水産の「金垂牡」の流通業も行っていることも関りがあります。

この店のオーナー・後藤隆之さんによると、牡蠣への注力はコロナ禍がきっかけだったといいます。

「ずっと骨付豚が名物料理でやってきて、ありがたいことに多くのお客さんに支持してもらってきましたが、コロナ禍のときにはお客さんがゼロになりました。そこから牡蠣も始めることになったんです。いろんな牡蠣を食べてる中で、丸健水産の「金垂牡」に行きついて、これは美味しいと思いましたね。それで大竹市の玖波まで買い付けに行っていたら、周りの飲食店からも仕入れたいという声があったんです。なかなか玖波まで仕入れに行くのも大変ですから、“それならうちで流通業の許可を取っていろんな飲食店にこの牡蠣をお届けしよう!”と。その結果、こうして天谷さんに満足してもらえているのは嬉しいです(笑)」

生牡蠣鍋以外の牡蠣料理は?

この店には多数の牡蠣料理があり、この写真もその中のほんの一部。取材スタッフが個人的に感激したのは、生牡蠣にウイスキーの白州をかけたもの。生牡蠣が好きでお酒が好きなら、この贅沢な一口は味わってほしい!

さらに天谷賢者が絶賛するのが「コウネの牡蠣包み」。

天谷賢者
「これは激ウマですよ!牡蠣とコウネ、それぞれの味がはっきりします。とびっこがいいアクセントになってますよね。衝撃的ですね。牡蠣だけじゃなく肉料理にもファンが多くて、味に定評があるこの店ですから、まだまだバリエーションが増えていきそうですね。メニューを見ると穴子があったり、コウネしゃぶがあったり、県外の人にもたくさん来てもらって広島の美味しいものを楽しんでほしいです!」

【牡蠣食う賢者・天谷宗一郎が推す店】
牡蠣と肉の店 -IPPO- 薬研堀店(かきとにくのみせ いっぽ やげんぼりてん)
広島県広島市中区流川町5-32 イワタビルB1F  MAP電話 082-249-0701/営業時間 17:00~23:00/定休 月曜/広電・胡町電停から徒歩約5分/カウンター4席 テーブル6卓20席 個室4部屋32席/Instagram @ ippo_yagenbori
牡蠣の提供は年中/大竹市・丸健水産の牡蠣「金垂牡」を使用。

執筆:加藤ひさつぐ 撮影:中野一行

今回の牡蠣食う研究

15人の「牡蠣食う賢者」が愛する、広島の牡蠣料理店を紹介したい!

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