REPORTvol.10

おいしさピーク! 春のオイスターチャウダーを作ってみよう、の巻

おいしさピーク! 春のオイスターチャウダーを作ってみよう、の巻

スープにしっかり牡蠣の旨味が出てる!粒の牡蠣の食感もいいですね。これはパンが食べたくなるな~ (シンガー、タレント・月山翔雲)

牡蠣を代表する栄養素、グリコーゲン。その名を冠した食品メーカー「江崎グリコ株式会社」様が、牡蠣食う研に登場! グリコーゲンの含有量が最も高まるとされている春の広島県産牡蠣を使って、コラボ料理を開発することになりました。使用するのは個包装が使いやすい「江崎グリコ」様のキューブルウ、「クレアおばさんのクリームシチュー」。お家でできる春らしい牡蠣メニュー、気になるレシピを大公開いたします。果たして、お味は!?

(取材・文/牡蠣食う研 平山友美 月山翔雲)

春牡蠣の旨味を味わい尽くす
おうちでできる料理と言えば

牡蠣食う研でございます。春を目前に控えた某月某日、広島市内某所にあります某秘密のクッキングスタジオにやってまいりました。記事冒頭から某某某某申し上げて恐縮でございます。さて、本日私を呼び出したのは…?

牡蠣食う研さん、ここです、ここ。早く入りましょ!

牡蠣食う研

「月山研究員!おはようございます。今日はお招きありがとうございます!」

こちら、牡蠣食う研の月山翔雲研究員。世を忍ぶ仮の姿はシンガー・タレントで、牡蠣食う研公式ソング『ひろしま牡蠣のうた』の歌い手としてもおなじみでございます。で、ここはどこかと申し上げますと…。

うふふ、ちょうど牡蠣の早剥きの練習してたところ!

月山研究員

「平山先生、今日はお時間ありがとうございます。春牡蠣を使った料理、考えておいていただけましたか?」

牡蠣食う研

「ああ、ここは牡蠣食う研メンバーでフードプロデューサーの平山研究員のスタジオでしたか~(めちゃくちゃ説明的)。そしていきなり牡蠣をご用意されている…。ヘイヘイヘイ、いったい今日はナニゴトですか!?」

平山研究員

「やだ牡蠣食う研さん知らないの~? 『江崎グリコ』さんの商品と広島県産春牡蠣を使ったおうちでできる料理を考えてほしいって、月山さんから宿題貰ってたのよ。さっそく作ってみるから、みんなで食べましょ」

…と、いうことなのでございます!(突然)

日本を代表する菓子・食品メーカーである「江崎グリコ」様。その社名となっているお菓子の『グリコ』は、牡蠣に含まれる栄養素・グリコーゲンにちなみ名づけられています。そんなご縁から、これまで牡蠣食う研と「江崎グリコ」様ではいくつかのコラボ企画を展開してまいりました。そしてこの春! 2024年3月8日(金)~4月14日(日)に開催される「ひろしま春の牡蠣まつり」に向け、新たなコラボ企画を準備中なのでございます~。

月山研究員

「江崎グリコさんの商品を使った牡蠣料理のレシピはこれまでにも研究してきました。なかでも今回は、『ひろしま春の牡蠣まつり』の開催期間に合わせて、おうちで作れる春牡蠣メニューを考えようってことになって。平山先生がすっごくいいレシピを作ってくれたんです。その名も『おいしさピーク、春のオイスターチャウダー』!」

おいしさピーク、春のオイスターチャウダー!(大事なことなので2回書きました)

牡蠣食う研

「なるほど、クラムチャウダーならぬ、オイスターチャウダー! 聞いただけで春めいてまいりました!」

牡蠣食う研のフード開発担当としてこれまでも研究活動に携わってきた平山研究員。この春は、いったいどのようなレシピを考えてくださったのでしょうか。私の心の牡蠣殻も、興奮のあまりカチカチ音を立てております。

平山研究員

「じゃあ、さっそく作ってみるよ~」

シチューよりも春らしい
オイスターチャウダー

使用するのはこちら。

「クレアおばさんのクリームシチュー」は、タマネギ、セロリ、ニンジンと鶏をじっくり煮込んだブイヨンが決め手のキューブタイプのルウ。北海道産生クリーム入りの優しい味わいでございます。

平山研究員

「試作で何回か使わせてもらったけど、これかなりしっかりとトロ味が付くから、小麦粉入れなくても十分だね。今回はシチューじゃないから、ちょっとサラっと仕上げるつもり」

おいしさピーク、春のオイスターチャウダー(3回目)

材料はこちらをご覧ください

<材料>4杯分
クレアおばさんのクリームシチュー…キューブ3個
牡蠣(むき身)…250g、ベーコン…40g、タマネギ…2
分の1個、ニンジン…4分の1本、ジャガイモ…1個、シメジ…2分の1房、トマト…2分の1、牛乳…2カップ、薄力粉…少々、バター…1かけ、塩・こしょう…各少々

平山研究員

「料理の学校で勉強したことのひとつが、作り始める前にすべての材料を計って用意しておくこと。こうやって並べてから作り始めると全体がスムーズに進むよ~。じゃあさっそく作っていくね」

1.具材を指定の大きさに刻む

牡蠣8粒はそのまま、残りは縦半分に切った後4等分に刻む。その他の具材は約1㎝角に切り、具材の大きさを揃えておく。

平山研究員

「刻み牡蠣&丸ごと牡蠣のハイブリッドで、チャウダーの隅々まで旨味がいきわたるよ」

2.食材を順番に入れて水分をしっかり出す

厚手の鍋にベーコンを入れて弱火にかけ、じわじわと脂を出す。タマネギ、ニンジン、ジャガイモ、シメジ、トマトの順に野菜を加える。その都度塩を加えて蓋をし、一呼吸置いて水分を出していく。最後に刻んだ牡蠣を加えてなじませ、蓋をしてしばらく煮る。

平山研究員

「お鍋はできればストウブみたいな、しっかりと厚みがあるものを。火は弱めにして、じっくりと食材の水分を引き出していきましょう。その都度、塩をパラパラっと加えるのもポイントです」

3.牡蠣をソテーする

刻まずに残した8粒の牡蠣は、キッチンペーパーで水気を拭き、塩こしょうを振って薄力粉をまぶす。フライパンにバターを溶かし、牡蠣を両面焼く。表面に焼き色が付いたら2の鍋に加える。

平山研究員

「これも鍋に加えたらもう一度蓋をして、弱火でしばらく置きましょう。牡蠣からも水分が出てくるからね」

4.キューブルウと牛乳で仕上げ

食材に火が通り水分がたっぷりと出たら、いったん火をとめて「クレアおばさんのクリームシチュー」を加え、ざっと溶かす。牛乳を加え、再び火をつけて味を調える。

平山研究員

「このチャウダーはね、水を加えないの。食材から出た水分と牛乳だけで作るから、サラっとしてても旨味たっぷりに仕上がるんだ~。キューブルウ、レシピでは3個にしてるけど、2個で作ってもいいと思う。あとは牛乳の量で、ほどよいトロみに調整するといいよ」

やさしく全体をかき混ぜて…

平山研究員

「かき混ぜるときは、ヘラで鍋の底をこするようなイメージで。焦げ付きにくくなるし、全体がうまく混ざるからね~」

できあがり!

牡蠣の旨味が口の中で
春だよって叫んでる!

調理時間30分程度でしょうか。温かな湯気を立てる「春のオイスターチャウダー」。ああ、クレアおばさんにも食べさせてあげたい…。ということで、ここからはお待ちかねの試食タイムでございます。

どれどれ…

…旨っ!!!!!!!!!!!!!

月山研究員

「え、これめちゃくちゃ美味しい…っていうか、牡蠣の味がすごい! スープにしっかり牡蠣の旨味が出てますね。それに粒の牡蠣の食感もいい!」

平山研究員

「でしょでしょ。これが、刻み牡蠣と粒の牡蠣を両方使う理由なのよ。チャウダーの最後の一滴まで牡蠣を感じてほしくって」

牡蠣食う研

「なるほど、確かに牡蠣の味が凄い。それとあれですね、いろんな味がすると言いますか…。牡蠣だけじゃない、ルウだけでもない、複雑な旨味と多彩な食感です」

平山研究員

「それはね、食材から出た水分を活かして作ってるのと、あと刻み方だね。1㎝角に揃えることで、スプーンですくった時に、全部の食材が口の中に入るようになるのよ。それとトマトかな。酸味が加わることで、シチューとは少し違う春らしさ、スープらしさが出せてると思う」

お見事! どこの家庭でも用意できる身近な食材で作る、春らしくて深い旨味の「オイスターチャウダー」、ここに完成いたしました。

こちらのレシピをリーフレットにまとめたものが、現在中四国・九州の「ゆめタウン」「ゆめマート」各店にて配布中でございます。

お買い物の際にはぜひ、「クレアおばさんのクリームシチュー」と広島県産春牡蠣とともにお持ち帰りくださいませ~

江崎グリココラボの春牡蠣料理は
JR広島駅西側「エキニシ」でも

そんなわけで、美味しく試食が終わった「春のオイスターチャウダー」なのでございますが、ここでさらに、月山研究員から発表が!

月山研究員

「ふっふっふ。実はね牡蠣食う研さん、江崎グリコさんと『ひろしま春の牡蠣まつり』のコラボ、これだけじゃないんです…」

202438()414()JR広島駅西側「エキニシ」エリアの飲食店10店舗にも、春牡蠣×クレアおばさんのクリームシチューのコラボメニューが登場!

牡蠣食う研

「なんとなんと!チャウダーあり雑炊あり、面白そうな料理が目白押しでございますな!」

月山研究員

「エキニシエリアの飲食店の皆さんは、『ひろしま春の牡蠣まつり』を毎年一緒に盛り上げてくださってます。この10店舗以外にも、期間中はさまざまな店舗で牡蠣を使った料理が味わえますので、ぜひ行ってみてください!」

いかがでしたか?今日の食卓に、広島県産牡蠣をたっぷり使ったチャウダー、さっそくいかがでしょうか。ぜひ、お近くの「ゆめタウン」「ゆめマート」にお運びくださいませ…!自分で作るのがご面倒な方は、エキニシの飲食店様へGO&EATでございますよ~。それではこの春も、ハッピーハッピーなオイスター体験を!

撮影:中野一行

今回の牡蠣食う研究

美味しく食べる。それだけじゃ嫌ッ…!牡蠣の魅力を五感で感じる新商品を作りたい

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